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【第4回】鍼灸と乳がん治療〜かかりつけ鍼灸師とのがん治療〜 [がんと鍼灸]

【家族への報告】(カテゴリー:人間関係)

さて。正式に「あなたは乳がんです」と告げられたわけですが、体調の心配と同時に頭に浮かんだ心配事は「家族にどう伝えるべきか?」でした。

私はひとり暮らしで地方に家族がいるのですが、心配性な両親と姉に話したら自分以上に衝撃を受けるのではないかと思うと、告知から一週間経っても何も連絡できないままでした。

しかしこんな時、何かを感じ取るものがあるのが血縁。
滅多に連絡をしてこない姉から珍しく連絡が。

「胸の検査をしたら引っかかって。再検査したんだけど不安な数日を過ごしたよ。結果的に何もなかったんだけど、こんなこともあるから、あなたも検査しておきなさいよ」とのこと。

「いやもう、こちら既にアウトですから」と思いつつ来たメールに返信し「私は悪いものが見つかりました。まだお母さんとお父さんには言っていません」と告げました。

姉は看護師ですが、毎日他人の病気や生死に近い現場にいても身内のことになると、それとこれとは別らしく、姉なりに動揺したようです。

その後、母に電話したところ冷静な対応。
さすが母は私の性格を見抜いており、自分たちが動揺することで私の負担になるとでも思ったのかあっさりと「治すしかないね」と。

電話口で涙声になっているのは気づいていましたが、家族の反応や言葉は良い意味であっさりした印象で、ありがたいことでした。

後から聞いたところ、私の知らないところで姉と両親が話をしていたようです。
看護師の姉が「今は本人が病気という事実を受け入れることだけで精一杯なんだから、本人の意思を尊重して余計なことは言わないでおこう」と。
私への対応はそれが正解でした。

しかし、病気の話を家族にするのは本当に苦痛なものです。
隠せるなら隠し通したいと思いましたが、治療の内容的にも性格的にもそれは無理でした。(手術ひとつするにしても家族の同意が必要)

両親にとって私は37歳というとっくに大人の年齢であっても子供であることに変わりなく、娘が知らないうちに病気になり、苦しんでいたと後で知ったら、その方がさらに辛いだろうと思いました。逆に自分が家族の大変な時に何も知らされなかったとしたら何とも言えない気分になるだろうなと。

ある知人は、家族に何も言わないまま、抗がん剤、手術、放射線治療を済ませたそうです。その嘘が「二年間留学するからしばらく会えない」だったそうです。

その人にはその人の事情(家族関係)があると思うので人それぞれですが、そこまでしてでも隠したくもなるのが、がんなのかもしれません。

もし今、家族への告知に悩んでいる方がいるとしたら、同居していてもしていなくても、この先家族とのコミュニケーションを取る時に自分が辛くないか、精神的に負担にならないかを考えてみてください。

私のように家族が両親と姉だけというのは簡単な方で、旦那さんや小さな子供がいる場合は私以上に複雑で悩まれるのではないかと思います。でもそれだけ味方になってくれる人がそばにいて心強くなれるかもしれません。
(※全く味方にならなかった、という話もよく聞くのも事実)

わかっているのは今の状況と、これからの治療プログラム。
私は、この先の不安や泣き言を吐露すると家族も不安になると思ったのでそれについては言いませんでした。感情的にならずにただ事実だけ伝えることに徹したので、それ以上家族も余計な不安を抱かずに済んだかなと思います。
(表情に出さないだけで、それでも随分心配していたとは思いますが)

家族への告知をクリアしたら、次は職場や友人への告白です。
これが後々何かと自分の中で波紋を呼ぶのです。

次回に続く。


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頭に熱がこもっている [最近の健康模様]

こんにちは。青山です。

最近、頭に熱がこもっている方が急増中!

頭がぼ~っとする。
頭痛がする。
ほてりを感じる。
頭から汗がいつもよりたくさん出る。
暑さで寝苦しい。

・・・
といった症状がある場合、
頭に熱がこもっているかもしれません。

鍼灸治療中に保冷剤を患者様の頭にあてると、
「あ~気持ちいい~。
私、頭に熱がこもっていたんですね。」
そうおっしゃいます。

まだ真夏ほどの暑さではないとはいえ、
体が暑さにまだ慣れていないため、
とくに頭に熱がこもりやすくなるのです。



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【第3回】鍼灸と乳がん治療〜かかりつけ鍼灸師とのがん治療〜 [がんと鍼灸]

【病院と医師選び】(カテゴリー:病院のこと)

前回、女医によるデリカシーのない告知について書きましたが、その頃の精神状態は最悪で、ひとりの時は涙が止まらず、不安と喪失感、恐怖と絶望が混ざったような気分で過ごしました。

その後、同じ病気を患った人に何人か会いましたが、とても冷静な方や楽観的な方もいるので、がんの告知で感じることは本当に様々なようです。
これこそまさに「リアル肝試し」です。
今このように客観的にブログを書けているのは時を経たからです。
当時の私に余裕なんてものはありませんでした。

私はそんな状況でも心強い親友の助言とそこから得たありがたいご縁のおかげで、自分と相性の良い病院と医師に巡りあえました。本来なら自分で病院と医師を探さなければいけなかったところ、私はラッキーでした。

ここで病院と医師選びの見極めについて。私が感じたことと周りの話を聞いたことからまとめました。参考になればと思います。
① 医師と看護師さんの説明がしっかりしているか(納得できる説明か)
② 患者の話をきちんと聞いてくれるか
③ QOL(生活の質)を考えた治療提案をしてくれるか
④ 自分の生活圏から通院しやすいか

長く付き合うことになる病院と主治医は自分が納得できるかどうかがとても大事です。
治療が進む中でもあまりにも相性が悪く悩んだ末に転院したというケースを聞きましたが、後悔ナシ!とのことでした。

主治医に相談しても聞いてくれない、怒られる、薬を処方されるだけ、体の苦痛を訴えてもその対策を提案してもらえない、といったようであれば考え直して良いと思います。
ただでさえ病気と向き合うストレスがあるわけですから、それ以上のストレスは無くした方がいいと思います。

それと最後に、病院へ行く時のポイント。
弱っている時は大事な話を聞き逃します。悪い言葉(もしくは良い言葉)に引っかかってそれ以外のことを覚えていない、ということが多々あります。
なので、ボイスレコーダーを持参すると良いです。(スマホの中にもその機能があると思います)。もちろん、病院に付き添ってくれるご家族がいれば、一緒に話を聞いてもらうこともできるとは思いますが。
私の場合はひとりだったので、友人がボイスレコーダーを持たせてくれました。
その機転のきいた提案に感謝です。



(つづく)


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急に暑くなりました [最近の健康模様]

こんにちは。青山です。

急に暑くなりましたね。
この暑さで、頭がぼ~っとする人が増えています。

いつもより頭に熱がこもりやすく、
血行が悪くなり、ぼ~っとしやすくなる。
集中力が低下するし、
なんだかやる気が起きない。
頭痛がしてくることもあります。
※ひどい頭痛の場合、熱中症のこともあります。要注意ですね。

頭に熱を持っている場合は、
首やおでこを保冷剤や冷やすグッズなどで冷やしましょう。
当院での治療でも、必要な方には保冷剤を頭に使ってます。

そして、ツボ刺激やてい鍼で血流・気の流れを促します。

集中力が落ちている時は、
ころんだり、何かにぶつかったり、ケガをしたり、
物を落としたり、忘れ物をしたり、
時間や場所を間違えたり、、、
そんなことが起こりやすいので、
十分お気をつけください。


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【第2回】鍼灸と乳がん治療〜かかりつけ鍼灸師とのがん治療〜 [がんと鍼灸]

【私の状況】(カテゴリー:病気のこと)

さて。
私が当時、どんな状況だったかと言うと
・ 左胸約4cmに広がる浸潤がん
・ 左脇リンパ節2箇所の浸潤がん
骨やその他の臓器への転移はなし。結果、乳がんステージ2ということでした。

胸に関しては浅く広く広がったがん。脇の方は後から自分で触って見ても確認できる、何か玉のような硬いものがありました。
正直に言うと胸のしこりは少し気になっていました。以前診てもらって「特に異常なし」と言われたこともあり、油断していた結果かもしれません。
脇の方は、今思えばなぜ気づかなかったのか、と思いますが、当時の私にはわからなかったのです。

それ以外の体調ですが、その当時、特別異常はないと思っていました。
「どこも痛くないし、何の不調もないのに、なんで乳がんになるわけ?」と思ったほどです。

先日、同じ病気を経験した方が話していたことをふと思い出しました。
その方も乳がん発覚当時、体調に異常はなく元気に過ごしていたそうですが
「今思えばその頃の私、すごく疲れやすくて、そしてトイレに行くと尿が臭かった気がする」と。

私は尿に異常はなかったのですが、同じく疲れやすく、そしてお腹の調子が悪くなることが多かった気がします。あと、何よりストレスの多い環境にいました。
それが全てではないと思いますが、免疫力が下がっていることにも気づかず(気づけない)無理をしていたのは確かでした。


【忘れもしない女医のこと】(カテゴリー:こんなこと、ありました)

健診は都内のオフィス街にある小さなクリニック。
エコーをし、触診で脇を診てもらい、その場で間違いないと告知されました。
そこで詳しく調べるために細胞診(胸と脇に針を刺し、細胞を採取して検査する)をし、後に正式に悪性だと診断されました。

余談ですが、そのクリニックの女医さんのことは忘れもしません。
「あら、あなた乳がんだわ!間違いないわっ。全身治療になるから。どこの病院にしよっか?行きたい病院ある?」と、まるでランチのお店の話でもするかのようなカジュアルな口調で告知されました。
こんなことってあるのでしょうか。

人生を左右する重大な話。頭が真っ白になっている人を目の前に
「今後の仕事とか整理した方がいいわよ。すぐ会社に言ってね。あと、あなた結婚してる?してないの?なら良かったわね。37歳?子供が欲しかったりする?でももうギリギリだからあきらめた方がいいと思うわよ〜」と。

行きたい病院を考えながら生活している人とはどのくらいいるのかわかりませんが、そのデリカシーのない女医(悪意を持ってそう呼びます)が饒舌に病院の候補を挙げている中から選択できるわけもなく、放心状態でうつむくしかありませんでした。

こんな残念な告知があるという話です。「ヤブ医者」とはこういう女医がいるようなクリニックのことを言うのかもしれません。
私は何も言い返せなかったのですが、強い気持ちのある方はもしこんな目に遭ったらぜひ言い返してください。
「先生は今、私のこの状況でそんなことを話されるのですか?」と。余談で終わってしまいましたが、次回に続く。


(つづく)


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スマホ猫背 [最近の健康模様]

nekoze.jpg

こんにちは。青山です。
この写真、高校生男子です。
ご覧の通り、猫背になっています。
普段からスマホ首、猫背姿勢でスマホをやっているそうです。

母親がいくら口で言っても、「ああ、」という返事、
ちっとも危機感が無かったのですが、
この写真を見せたら、さすがにこれじゃヤバイと思ったそうです。



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【第1回補足】鍼灸と乳がん治療〜かかりつけ鍼灸師とのがん治療〜 [がんと鍼灸]

はじめに、のつづき

こんにちは。
連載を始めるにあたり、本当はこの回から早速、私の病状について話を進めようと思っていました。
その前に、ふと思うことがあったので前もって書いておこうと思います。

今回、私は自分の「鍼灸と乳がん治療」について書かせていただきます。
病気の話なので、慎重に扱うべきテーマだと思います。

私は自分の病気が発覚した時、病気をネタにしたメディア(雑誌の特集や、有名人の体験記、テレビでの特集、ドキュメンタリー番組など)が大嫌いでした。
病気を抱えている辛い精神状態の人からすれば恐怖以外のものはなく、時に情報が暴力的にさえ感じることがありました。

お涙ちょうだい的に感動的なものに仕立てた闘病記には怒り以外何もなく、それらの情報がリアルに役立つことはほとんどありませんでした。
病気のことは病院で主治医や看護師さんに聞けばいいし、それ以外のことはA先生に相談すればいい。だから心がざわつくようなものには触れなくて良いと思い、その手のものは遠ざけました

なので、私はどなたかの心に暴力を振るうようなコラムにしたくないと思っています。
でも、もしかしたら私のこのコラムを読んで不愉快な気持ちになる方も、中にはいらっしゃるかもしれません。人それぞれ感じることも状況も環境も違うことなので。

私は私の目線で考えたこと、思ったこと、そして何があったか、どんなことを実践したかについて綴っていきます。偏った思考が出てくることもあるかもしれません。
しかし、あくまでも私の視点であること、私の考えが正解というわけではないことなど、ご理解いただければと思います。

(つづく)


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【第1回】鍼灸と乳がん治療〜かかりつけ鍼灸師とのがん治療〜 [がんと鍼灸]

こんにちは。青山です。
鍼灸治療を併用しながら乳がんの治療をした経験のあるRさんの
体験記をご紹介します。
今回、自分の経験したことが少しでも誰かの役にたってくれればと、
快く引き受けていただきました。


【第1回】 はじめに

こんにちは。
今回この連載をさせていただく42歳女性、Rです。(独身)
仕事はライターをしています。

37歳の夏、乳がんが発覚しました。
私はその数年前からA鍼灸院のA先生にお世話になっていました。
慢性的な肩こり、疲労、その時々の不調などを、鍼、お灸、マッサージなどのケアで全身診ていただきながら、A先生にその時々の近況報告をすることが(主に仕事や人間関係のグチ)、私の生活の一部になっていました。

気軽に受けた健診で発覚した乳がん。
「がん」という、自分には絶対に無縁だと思っていた現実を突きつけられ、「死」を初めて意識し、取り乱しました。

この事実を家族にも話せず、どうして良いかわからない気持ちを抱えてA先生に連絡をしました。今までなんでも話していたA先生ならきっとニュートラルに受け止めてくれる。と、そう思ったからです。

A先生に事情を話した時、張りつめていた気持ちが崩れるようにぼろぼろと涙が出ました。A先生が「しんどかったね」と言いながら背中をさすってくれたことを一生忘れません。その日から私は、病院での検査結果や治療プログラムをA先生に共有しながら鍼灸院での併用治療をはじめました。

後に私は抗がん剤治療(化学療法)と左胸の全摘出、腋窩リンパ節郭清、放射線治療を受けます。
乳がん治療は症状の軽いものから重いものまで、かなり振り幅があります。
部分的な手術のみで終了する人もいれば、私のように抗がん剤と手術、リンパ節郭清、放射線といった治療もあります。

その他の臓器や骨にもがんがある場合は、私の治療プログラムとも異なると思います。
一言で乳がんと言っても、状況は様々なのです。
私の乳がん治療は、それなりにヘビーなフルコースでした。

私がこの連載を始めようと思ったのは、私が乳がん治療に鍼灸を取り入れたこと、その効果をお伝えしたかったからです。
「お医者さんに言われた通りの治療でいい」という考えも、当事者が納得しているのであれば良いと思います。

でももし「病院に行くこと以外に何かできることがないのか?」と情報を求めている方がいるとしたら、私の経験をひとつのリアルケースとして参考になるのではないかと思います。

乳がんを告知されたばかりの方、治療の最中にいる方、西洋医学的な治療を終えた方、もっと言うなら治療を終えていても、漠然とした不安を抱えている方にとって、私が西洋医学(投薬や手術)と東洋医学(鍼灸)の併用治療をした経験が、有益な情報となり、今ある苦痛を軽減し、これから先の体調管理のためのヒントにつながると思います。

また「乳がん患者」になってみると、実に生きづらい世の中がそこにありました。
「がんを患う」とは同時に未知の世界を覗くこと、衝撃を体験することでもあります。

人生三代坂、とよく言ったものです。「上り坂」「下り坂」「まさか」
下り坂と、まさかを同時に体験しましたが、ある方が私にこう話してくれました。
「下り坂の時は、上り坂の時には見えない景色がよく見えるんだよ」と。

そんな私の身に起きたあれこれについても、この連載で綴っていこうと思います。
私みたいなフルコースを体験しても、人生レベルで思い出すと、悪いことばかりでもなかったと思います。

12人にひとりが乳がんになると言われている今、
今日もどこかで体に向き合っているどなたかの治療と暮らしの一助になれば幸いです。

(つづく)


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安全な食品は体が快適 [食生活]

こんにちは。青山です。

私はできるだけ農薬・保存料・食品添加物などが入っていない
安全なものを食べるようにしています。

そうするようになったのは、鍼灸の道に入ってからですが、
一気に変えたのではなく、少しずつオーガニック比率を上げていきました。
今、自分で買う食材はほぼ100%オーガニックのものです。
ただし、外食もしますし、場によってはなんでも食べます。
(なんでも、は言い過ぎかもしれません、笑)

しかし、子供の頃から20代は普通にスーパーで買った食材を使っていました。
20代は今より外食が多かったです。
コンビニ弁当やスナック菓子はあまり食べなかったですが。。。

この頃、病気というわけではありませんが、
なんだかいつも体が全体的に重だるかったのです。
農薬・食品添加物をできるだけ避けるようになって改めて感じるのですが、
体の重さは、農薬や食品添加物のせいだったのでは?と思います。

その頃、特にジャンキーなものを食べていたわけではないですし、
基本自炊をしていました。
しかし、割と敏感だったのかもしれません。

農薬や食品添加物が体から少なくなると、
体がとても快適で軽いと感じるのです。
もちろん鍼灸治療のお陰で、体調が良くなったのは事実です。
鍼灸治療と食生活の相乗効果なのでしょうが、
食事も大きく影響しているのを実感しています。



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