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ほてりと鍼灸治療 [ほてり]

鍼灸治療的にみるとほてりは「陰虚(いんきょ)」。
陰虚とは、陰の気(エネルギー)の不足。

陰の気(エネルギー)が不足すると、
陰の気が陽の気を留めていられなくなり、
もともと上昇・発散の性質がある陽の気は、
上にたまったり、身体表面にたまったり。
それがほてりとなります。

気は、陰の気と陽の気がバランスよくあり、
陰陽入り混じっているのが健康な状態。

ほてりは陰の気が不足し、
陰陽の気がバラバラになった状態です。

鍼灸治療では、陰の気を補う治療ツボに鍼を打ちます。
そして、気を動かし、陰陽の気が混ざりあうよう治療をします。
また自律神経を調整するのも重要なポイント。

ほてりは、重病というわけではありませんが、
1,2回の治療で治るというものではありません。

身体の根本的な体質を改善していくには、ある程度の時間がかかります。
どのくらいの時間がかかるかは、個人差があります。

これは例ですが、1~2週間に1回の治療を受けて、
変化を実感するのは、3~6ヶ月。
ほんとに改善したことを実感できるのは、1年くらい。

四季のある日本では、一通りそれぞれの季節を治療をして過すことは、
意味あることのようです。


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冷えのぼせ [ほてり]

こんにちは。青山です。

近年、冷えのぼせの方が増えています。
冷えのぼせは、単なる冷え性より重症。
鍼灸治療でも時間がかかります。

冷えのぼせの代表的な症状です。

・頭、上半身は熱いけど、手足は冷えている。

・急に暑い環境に身をおいた時、
胸より上がカーッと熱くなり大量の汗が出る。
たとえば、冬、外から暖房のきいた環境に入った時など。

・手のひらや足裏に、じっとり汗をかく
(これは自律神経症状)

冷えのぼせの本体は「冷え」。
だから温めればいいのですが、
冷えのぼせの方が難しいのは、
温めるとのぼせてしまうこと。
あまりにのぼせが強くなると、
気分が悪くなったり、倒れたりすることもあります。
入浴も、温まる前にのぼせてしまう。

だからといって温めなければ冷えは改善しません。
熱がこもらないようにしながら温める、
それがポイントであり、難しいのです。



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涼しくなってきたのにほてります [ほてり]

「涼しくなってきたのに、ほてるんです。」
そうおっしゃる方、結構いらっしゃいます。

気温が高いと体も熱く、ほてりも強くなるのは納得します。
でも気温が下がってきているのに、なぜほてるのか?

それは、季節の変わり目だから。
体は急激な変化に弱いのです。
特に最近の気候は、極端ですよね。
前の日と比べて気温が10度以上差があることが、
めずらしくなくなりました。

かつて私は(20代後半のころですが)、
夜足がほてって眠れないという時期がありました。
よく考えてみると、それは夏ではなく、
季節の変わり目に起こっていました。
なるほど~と実感いたします。

では、どうしたらよいか。
鍼灸師の私としましては、
やはり鍼灸治療で体調を整えることが有効だと思っています。
体の中の熱のアンパランスを整えるのです。



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ほてりのタイプ [ほてり]

こんにちは。青山です。

ほてりのタイプは、大きく2つのタイプに分けられます。
1.上がほってているタイプ(上タイプ)
2.表面がほってているタイプ(表面タイプ)

とかく熱い部分にばかり焦点を持っていきがちですが、
発熱して本当の熱があるわけではないので、
熱い部分があれば、冷えている部分もあるのです。

上タイプがこちら。
hienetsu.gif
特に上半身、頭が熱くなり、のぼせたような状態。
突然カア~っと熱くなり、汗が滝のように出たりすることも。(ホットフラッシュ)

逆に、下半身は冷えている。
その冷えに気づいる人もいれば、気づいていない人も。

表面タイプがこちら。
nakahie.gif
身体の表面に熱がこもって、もわ~っとした状態。
手先、足先もほてって熱くなってたりします。

でも、身体の芯に頑固な冷えがある。
身体の表面は熱いので、触っても冷えをなかなか感じません。
多くの人は、この冷えに気づいていません。

ほてりがあり熱いと感じていると、
身体を温めることをしようとしません。
しかしこれから寒くなっていきます。
冷えた身体のままだと、その冷えは身体の中に蓄積し、
逆にほてり感を強めてしまうこともあります。
身体の中の冷えている場所は冷やさない、温める、
それによって、熱のバランスを均一にしましょう。



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ほてりの本体は体の芯の冷え [ほてり]

こんにちは。青山です。

患者様の中に、
冬でも身体が熱くて、
頭や顔や手のひらなどから汗が出て、
モワ~として、気持ちが悪い、
そういう方がいらっしゃいます。

これは、多くの場合、ほてりです。

ほてりは、本当に身体の芯から熱いのではありません。

実際に体を診せていただくと、
決して温かいわけではないのです。

ほてりの本体は、身体の芯の冷えや虚なのです。

鍼灸治療が終わると、
「身体が中から温かくて、とっても気持ちがいいです~。」
そう、おっしゃいます。

ほてりの熱さは、気持ち良くないのです。
身体の芯から温まると、気持ち良いのです!




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